おおきなきがほしい
読んであげるなら 5、6歳~
「おおきな おおきな 木が あると いいな。ねえ おかあさん。」
まどから かおを だして、かおるが いいました。
「まあ、どうしてなの。」
「おおきくて、たかい たかい 木に のぼってみたいと おもわない?」
「そうねえ、でも、あぶなくないかしら。」
「あぶなくないように、いろいろ かんがえたんだ。」
かおるの考えている大きな木は、こんな素敵な木だったんです。
------ここから本は縦開きになります--------
それは、お父さんとお母さんと、妹のかよちゃんに手伝ってもらって、やっと抱えられるような太い木。
枝にしっかり縛られた梯子を登って行くと、木の幹にぽっかり洞穴が開いています。
その洞穴の中にも梯子があって、梯子を登ると、かわいい部屋に到着。
かおるの小屋です。
小屋には台所もあります。テーブルと小さい椅子が一つあります。
そしてこの部屋の隣には、ベッドのある小さな部屋があります。
小屋を出て、また梯子を登って行くと・・・
------ここから本は横開きに戻ります--------
「わーい」
大きな木のことを、ずっと考えていたかおるは、思わず本当に声を出してしまいました。
忙しいお母さんは「あとで・・・」と言って、大きな木の話を聞いてくれません。
仕方なく空を眺め、再び空想世界に入ったかおる。
なつ、あき、ふゆ、はる
かおるは、それぞれの時期の部屋の様子を想像しました。
その日、帰ってきたお父さんに、自分で描いた大きな木の絵を見せながら話しました。
子供の頃、かおると同じような事を考えたというお父さん。
「ねえ、おとうさん。おおきくなる 木を うえようよ。
おおきくなったら、ふたりで こやを つくろうよ。」
次の日曜日、お父さんとかおるは、本当に木を植えました。
かおるの背の高さくらいしかない、小さな木ですが・・・
* * * * *
この本の縦開きのページを繋げると、一本の木になるんです。
コピーして部屋に飾るのも良いかも~。
子供の頃、ツリーハウスに憧れませんでしたか?
えっ、大人になった今も憧れてる?
そう、そう・・・私もです。
子供でなくとも、ワクワクしちゃう絵本ですね。
そして、この絵も素敵~!
私、村上勉さんの絵が大好きなんですよね。
「てがみをください」「うみをあげるよ」も大好きな絵本。今の時期にぴったり!
こちらはまた次回紹介しますね。
Amazonおすすめ度:
昨年夏に放送された、TVチャンピオンのツリーハウス王選手権。
その時建てられたツリーハウスが、千葉のDHCネイチャービレッジにあるもよう。
泊まれるツリーハウスも無いものかと探してみました。
夏休みにはこんな所に泊まるのもいいかもね~!
『関東でのアウトドア オートキャンプ スウィートグラス』
ツリーハウスで、風を感じながら本を読むのって良いよねえ!!!
ああ、憧れる~っ
そしてこの本は、小松崎進先生が先日『この本だいすきの会』の例会でおっしゃっていた、
子供の『豊かな想像力』を育むのに最適な絵本。
かなり急ですが、小松崎進先生の講演会があります
明日7月5日(日)1時~ 浦和PARCO10Fにて
講演会、講演会・・・
ああ~っ、また、やってしまった・・・
今日だと思い込んでいた私・・・息子達を主人に託し、行ってしまったんです。
明日、今度は子供連れで、出直します
そう言えば、むか~し、友達の結婚式にも、日にちを間違えて出掛けてしまった事があったっけ。
あの時は2次会の司会を頼まれてて、熱があってクラクラしながら出掛けたのよね。
美容室に行って、セットまでしちゃって・・・
でもその日は仏滅で、ホテルはガラガラ。
あれ~っと思って受付で聞いたら、「明日ですね」って言われたわ。
あの時のショックは大きかったっけ。
私って、そういう事多いかも・・・
先日Mちゃんママにも指摘されたなあ・・・ああ、またやっちゃったよ(トホホ)
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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本棚つくりました。
まだ開発中ですけど
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