おやゆびトム
Amazonおすすめ度:
読んであげるなら 4、5歳~
むかし、ひとりのまずしい木こりが、おかみさんと七人のむすこと、
くらい森のはずれにすんでいました。夫婦はまいにちせいだして、森から
まきをきりだします。けれども、いくらはたらいても、かせぎはほんの
ちょっぴりで、みんなに、はらいっぱい食わせてやることもできません。
七人のうち、末の息子の名はトム。
生まれた時は、お父さんの親指ほど。
ですから<おやゆびトム>と呼ばれていました。
食べ物が無くて困った夫婦は、子供たちを森へ置き去りにする事にしました。
その話を、椅子の下に隠れて聞いていたトム。
家を抜け出し、小石をポケットいっぱい拾ってきました。
翌日、森に置き去りにされた兄弟達は、トムのお陰で家に帰ることが出来ました。
再び、親達の計画を隠れて聞いていたトムですが、玄関には鍵が掛かっていて、外に出れません。
朝ごはんのパンをちぎってまいたのですが、小鳥に食べられてしまいました。
途方にくれる兄弟達の目の前に、家の明かりが・・・
そこは人食い鬼の家でした。
おかみさんは匿ってくれたのですが、帰ってきた人食い鬼に見つかってしましました。
おかみさんの一言で、その晩は食べられずに済みました。
しかし、寝ているところへナイフを持った人食い鬼がやってきて、トム達の首を・・・
と思ったら、人食い鬼が殺していたのは自分の娘たちでした。
トムの賢さが、またもや兄弟達を救ったのでした。
翌朝、気付いた人食い鬼は怒って、トム達を追いかけます。
それも魔法の七里靴をはいて、森を抜け、山々をのしのしまたいで。
しかし、またまた賢いトムのお陰で、兄弟達は助かるのです。
* * * * *
どこかで聞いた事ある話・・・と思ったら「ヘンゼルとグレーテル」にそっくり。
民間伝承を元に作られているので、グリム童話とペロー童話は似ているものが多いのですね。
ちなみに、グリム童話よりペロー童話の方が先に誕生。
そして、グリムはドイツ圏、ペローはフランス圏の民話を基礎にしています。
内容的には、ペロー童話はグリム童話ほど残酷ではありません。
そうたは最近、寝る前にこの本を読みたがります。
寝る前に読むにはどうよ!って感じなのですが、
こちらが躊躇するところとは違うところがお気に入り。
『七里靴』という魔法の靴が、気になるようです。
私の長靴を履いて、
「まほうのくつ」だよ~!と大はしゃぎです。
この物語の最後、トムたち兄弟は宝物をどっさり手に入れて、父母のいる家に帰ります。
そして幸せに暮らしました・・・となるのですが、納得いきますか?
自分たちを捨てた親に、宝物を持って帰るなんてねぇ・・・
* * * * *
この絵本の挿し絵・・・結構怖いです。
寝る前にこんな本を読めるようになったのも、成長した証かなぁ
そうたは、かなりの怖がり屋だったのですが。
先日、今まで嫌がっていた洗車が出来ました。
閉所恐怖症の人にはキツイ、あの機械洗車です。
でも、終わるまで耳をふさぎ、目をぎゅっと閉じてました。
そして今日は振り替え休園。
映画館に行かない?と誘ったのですが、暗いからイヤ!と断られました。
少しずつでも、成長しているようですが・・・
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
初めて覗いてくださったueshimaさん、コメントありがとう。
また気が向いたら、覗いてくださいね~。
そうそう!最近yahooで検索出来るようになって、読んでくださる方が増えました。
コメントは相変わらず、少ないですが・・・(えへっ)
いつもコメントくれるうさぎちゃん、708さんもありがとね~。
こんな本読んだよ~とか、これはどう?って本あったら教えてくださいね~
お待ちしておりま~す!
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